2024/07/06 07:10


一昨日、NHKで20年以上地雷処理をされている高山良二さんの活動が取り上げられていました。

自衛隊としてカンボジアを訪れ日本が撤退したあとも「まだまだ平和になっていない」とまたカンボジアへ来ることを決意されその10年後自衛隊を定年退官した3日後にはカンボジアへ向かったそうです。
地雷除去の他にも井戸作りや学校、教育の提供、今までの経験を活かしてウクライナや戦地にも行けたらと話す高山さん。

印象に残ったのは、カンボジアで活動し続ける原動力となっているのは、地雷撤去中に住民7人が亡くなってしまったことで大変申し訳なくその後生涯をかけてカンボジアに残りカンボジアの力になるよう携わると決めたというエピソード。

私が高山さんを知ったのは、高山さんが現地の人たちが経済的自立ができるようにと会社を作ったラム酒の存在からでした。http://imadepa.net/sorakhmer/
現地での長期に渡る行動力と先を見据えた援助力はほんとうに偉大で尊敬していました。


「戦争が終わっても平和を取り戻すのには時間がかかる」

破壊と悲しみしかうまない戦争が残した爪痕を地道に丁寧に取り除き、生活を支える環境と仕事をつくり続ける高山さんの姿をテレビ越しに拝見し、自分にできることは何かを改めて熟考した出来事でした。